天つ神籬(読み)あまつひもろき

精選版 日本国語大辞典 「天つ神籬」の意味・読み・例文・類語

あまつ【天つ】 神籬(ひもろき)

  1. ( 「ひもろき」の「き」は、古くは清音 ) 神の降臨場所として特別に設ける神聖な場所。屋内屋外のいずれにも造る。
    1. [初出の実例]「吾は則ち天津神籬(あまツヒモロキ)及び天津磐境(いはさか)を起(をこ)し樹(た)てて、当に吾孫の為に斎(いは)ひ奉(まつ)らむ」(出典日本書紀(720)神代下(水戸本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android