威鉄砲(読み)おどしてっぽう

精選版 日本国語大辞典 「威鉄砲」の意味・読み・例文・類語

おどし‐てっぽう‥テッパウ【威鉄砲】

  1. 〘 名詞 〙 農作物を荒す猪、鹿、鳥などをおどし追い払うためにうつ空砲威銃。威筒。
    1. [初出の実例]「諸鳥猪鹿等耕作を荒し難儀致し、威鉄炮貸渡之儀願出候はは」(出典:徳川禁令考‐後集・第一・巻三・寛政五年(1793)五月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android