寛文十年久留米藩社方開基(読み)かんぶんじゆうねんくるめはんしやかたかいき

日本歴史地名大系 の解説

寛文十年久留米藩社方開基(寛文十年寺社開基)
かんぶんじゆうねんくるめはんしやかたかいき

六冊

成立 寛文一〇年

写本 篠山神社文庫

解説 寛文十年久留米藩寺院開基の姉妹書。成立経緯は寺院開基と同じ。本来八冊であったと思われるが、六冊しか現存せず、生葉・上妻・下妻の三郡分を欠く。久留米城下大庄屋の支配単位である組ごとに提出させているが、松崎藩の支配下にあった井上組に関しては同藩領が久留米藩に返還されたのちの元禄一〇年に提出させたものが別途残る。

活字本 三郡を除く全文と元禄十年井上組社方開基を「久留米史料叢書」第六集に収録

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報