川上 多助(読み)カワカミ タスケ

20世紀日本人名事典 「川上 多助」の解説

川上 多助
カワカミ タスケ

大正・昭和期の歴史学者 東京商科大学教授。



生年
明治17(1884)年8月21日

没年
昭和34(1959)年7月4日

出生地
茨城県東茨城郡磯浜村(現・大洗町)

学歴〔年〕
東京帝国大学史学科国史学専修〔明治40年〕卒,東京帝国大学大学院〔明治45年〕中退

経歴
明治45年名古屋市史編纂員などを経て、大正9年東京商科大学予科教授。昭和15年同大教授を兼任、20年退官。25年東京女子大学教授、30年定年退職。著書に「平安朝史」「日本歴史概説」「日本古代社会史の研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川上 多助」の解説

川上多助 かわかみ-たすけ

1884-1959 大正-昭和時代の日本史学者。
明治17年8月21日生まれ。昭和15年東京商大教授,のち東京女子大教授となる。この間,「日本古代社会史の研究」を発表し,たかい評価をえた。一高同級生に阿部次郎らがいる。昭和34年7月4日死去。74歳。茨城県出身。東京帝大卒。著作に「平安朝史」「日本歴史概説」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「川上 多助」の解説

川上 多助 (かわかみ たすけ)

生年月日:1884年8月21日
大正時代;昭和時代の歴史学者。東京商科大学教授
1959年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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