揺の板(読み)ユルギノイタ

デジタル大辞泉 「揺の板」の意味・読み・例文・類語

ゆるぎ‐の‐いた【揺の板】

前板まえいた2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揺の板」の意味・読み・例文・類語

ゆるぎ【揺】 の 板(いた)

  1. 当世具足の正面中央にある草摺(くさずり)の俗称。まえいた。
    1. [初出の実例]「物具悉可持参候。兜、甲(よろひ)〈略〉押付胸板(むないた)、揺板(ユルキノイタ)臆病板、看上板(みあけいた)冠板(かふりのいた)」(出典:新撰類聚往来(1492‐1521頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android