揺の板(読み)ユルギノイタ

デジタル大辞泉 「揺の板」の意味・読み・例文・類語

ゆるぎ‐の‐いた【揺の板】

前板まえいた2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揺の板」の意味・読み・例文・類語

ゆるぎ【揺】 の 板(いた)

  1. 当世具足の正面中央にある草摺(くさずり)の俗称。まえいた。
    1. [初出の実例]「物具悉可持参候。兜、甲(よろひ)〈略〉押付胸板(むないた)、揺板(ユルキノイタ)臆病板、看上板(みあけいた)冠板(かふりのいた)」(出典:新撰類聚往来(1492‐1521頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android