知者の一失愚者の一得(読み)チシャノイッシツグシャノイットク

デジタル大辞泉 「知者の一失愚者の一得」の意味・読み・例文・類語

知者ちしゃ一失いっしつ愚者ぐしゃ一得いっとく

知恵のすぐれた人にも一つぐらいのまちがいはある。また、おろかな者でもときにはすぐれた考えを出すことがある。知者一失あり、愚者にも一得あり。

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精選版 日本国語大辞典 「知者の一失愚者の一得」の意味・読み・例文・類語

ちしゃ【智者】 =の 一失(いっしつ)愚者(ぐしゃ)の一得(いっとく)[=にも 一失(いっしつ)あり、愚者(ぐしゃ)にも一得(いっとく)あり]

  1. 知恵のすぐれた人でも、多くの考えの中には一つぐらいの失策はあるし、反対に、おろか者でも、時には一つぐらいすぐれた考えを出す。〔譬喩尽(1786)〕

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