燻梅(読み)ふすべうめ

精選版 日本国語大辞典 「燻梅」の意味・読み・例文・類語

ふすべ‐うめ【燻梅】

  1. 〘 名詞 〙 梅の実の核を取り去り、しばらく火にあぶって、肉を黒くふすべたもの。薬用として、咽喉炎症治療に用いる。烏梅(うばい)。〔多識編(1631)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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