稲原村(読み)いなはらむら

日本歴史地名大系 「稲原村」の解説

稲原村
いなはらむら

[現在地名]三和村稲原

飯田いいだ川右岸にあり、東は柳林やなぎばやし村、南は村、西は飯田川を隔てて米岡よねおか(現上越市)に接する。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図には「下条玄蕃分豊田平左衛門分いな原村 中」とみえ、本納一八石・縄高一〇一石七斗四升、家四軒・一四人とあり、飯田川沿い柳林村下流に描かれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android