腹の足し(読み)ハラノタシ

デジタル大辞泉 「腹の足し」の意味・読み・例文・類語

はら‐の‐たし【腹の足し】

空腹をいやすための食べ物。「そんな少しでは、腹の足しにもならない」

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精選版 日本国語大辞典 「腹の足し」の意味・読み・例文・類語

はら【腹】 の 足(た)

  1. 空腹をいやす助け。
    1. [初出の実例]「うちなんかいくら大きくたって腹(ハラ)の足(タ)しになるもんか」(出典吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一)

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