襲着(読み)オソキ

デジタル大辞泉 「襲着」の意味・読み・例文・類語

おそ‐き【襲着/襲衣】

上に重ねて着る衣。上着
栲衾たくぶすま白山風の寝なへども児ろが―のあろこそしも」〈・三五〇九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「襲着」の意味・読み・例文・類語

おそ‐き【襲着・襲衣】

  1. 〘 名詞 〙 上着。表衣一説に、上着の上にかさね着る衣。
    1. [初出の実例]「たくぶすましらやま風の寝なへども子ろが於曾伎(オソキ)の有ろこそ吉(え)しも」(出典万葉集(8C後)一四・三五〇九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android