道修町二丁目(読み)どしようまちにちようめ

日本歴史地名大系 「道修町二丁目」の解説

道修町二丁目
どしようまちにちようめ

[現在地名]東区道修町二丁目

さかい筋を境に道修町一丁目の西にある。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)の三郷水帳寄帳では屋敷数三四・役数四三役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は鳥養屋惣左衛門。道修町薬種仲買仲間は当町により多く集中しており、天明元年(一七八一)の薬種中買仲間人数帳(少彦名神社文書)では、家持一二軒・借屋四一軒の計五三軒が営業していた。当町には薬種仲買仲間の寄合所が置かれていたが、安永七年(一七七八)新たに建てられた寄合所は軒行七間・梁行五間半・惣坪数四一坪であった(同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報