露許り(読み)ツユバカリ

デジタル大辞泉 「露許り」の意味・読み・例文・類語

つゆ‐ばかり【露許り】

[副]わずかばかり。ほんのすこし。
「―なれどいと嬉しかりけり」〈藤袴

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精選版 日本国語大辞典 「露許り」の意味・読み・例文・類語

つゆ【露】 ばかり

  1. つゆ(露)[ 二 ]」を限定したいい方。わずかばかり。少しばかり。ちょっとばかり。
    1. [初出の実例]「露許ぬるらん袖のかはかぬは君が思ひの程やすくなき〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋五・九七四)

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