1812年序曲(読み)せんはっぴゃくじゅうにねんじょきょく

百科事典マイペディア 「1812年序曲」の意味・わかりやすい解説

1812年序曲【せんはっぴゃくじゅうにねんじょきょく】

チャイコフスキー管弦楽曲(祝典序曲)。モスクワでの博覧会開会式のために委嘱された作品で,1880年に作曲され1882年初演。1812年モスクワに侵攻したナポレオン軍とロシア軍の戦いを描いたもので,フランス国歌《ラ・マルセイエーズ》およびロシア民謡やロシア正教コラールが効果的に用いられている。→チューブ・ベルナポレオン[1世]
→関連項目序曲

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 チューブ

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む