最新 地学事典 「2八面体型」の解説
にはちめんたいがた
2八面体型
dioctahedral type
層状珪酸塩鉱物の2:1型または1:1型の八面体シート中の最小構造単位中の,可能な3ヵ所の陽イオン席のうちの2ヵ所が陽イオンで占められているタイプ。ディオクタヘドラル型とも。Al3+などの3価の陽イオンが八面体シートを占めるときこのタイプになる。白雲母・パイロフィライトなどがこの型に属する。八面体シート中のAlなどはイオン半径が小さいため,四面体シートのほうが広がりが大きく,これを四面体シートの回転と傾斜によって縮めており,一方,八面体シートは陽イオン空位の八面体が拡大している。単位胞のbの長さは0.895~0.90nmのものが多い。
執筆者:富田 克利
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

