世界大百科事典(旧版)内のapeの言及
【サル(猿)】より
…もともとニホンザルを指すことばであったが,現在ではヒト以外の霊長類の総称として用いられ,狭義には,真猿類のオマキザル科とオナガザル科の種を指す。英語では,尾の長いサルをmonkey,尾のないサルをape,原猿類をlemur,またはprosimianといっている。 いわゆるサルということばから連想するイメージは,賢そうな顔つきや目つきをもち,木登りがうまく,手先が器用で,果実や木の実を好み,群れをなして森の中でくらしている動物といったものであろう。…
【類人猿】より
…霊長目真猿亜目ヒト上科ショウジョウ科Pongidaeに属する哺乳類の総称。英語ではanthropoid,あるいはapeというが,後者は尾のないサルの意で,クロザルやバーバリーモンキーなど尾の極端に短いサルにもあてることがある。 テナガザル亜科Hylobatinaeとショウジョウ亜科Ponginaeからなり,前者を小型類人猿lesser ape,後者を大型類人猿great apeとも呼ぶ。…
【合成洗剤】より
…(1)台所用洗剤 洗浄時に野菜,果実の外観,味,においを損ぜず,残留性が少ないこと,またとくに使用時の手荒れなどが少ない安全性を考慮したものでなければならない。このため洗剤成分としては,直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(略称LAS),アルキル硫酸エステルナトリウム(AS),アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES),α‐オレフィンスルホン酸ナトリウム(AOS),アルキルスルホン酸ナトリウム(SAS)等の陰イオン界面活性剤,ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル(APE,POE・P),脂肪酸アルカノールアミド(DA)等の非イオン界面活性剤,そのほか両性界面活性剤等が用いられる。現在の台所用洗剤の主流はアルキル鎖長の平均がC12のLAS,AESで,AESの酸化エチレン付加数が2~3のものである。…
※「ape」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」