ars subtilior(英語表記)arssubtilior

世界大百科事典(旧版)内のars subtiliorの言及

【アルス・ノバ】より

…代表的作曲家にマショーがおり,ミサ曲,モテット,シャンソンなどを残した。マショーの死後,作曲技法はさらに複雑化し,理論中心の音楽が生み出されるようになったが,アルス・スブティリオルars subtilior(繊細様式)とも呼ばれるこの様式は,中世の末期的現象と考えられている。一方トレチェント音楽はアルス・ノバに比べて理論より実践的傾向が強く,当時の文学(ペトラルカなど)の影響も認められ,リズムよりも旋律に重点を置いた作曲法が用いられていた。…

※「ars subtilior」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android