ATPワールドツアー・ファイナル(読み)えーてぃーぴーわーるどつあーふぁいなる(その他表記)ATP World Tour Finals

知恵蔵mini の解説

ATPワールドツアー・ファイナル

男子プロテニス協会(ATP)が主催するテニスツアーの年間最終戦。1970年、「ザ・マスターズ」として日本で第1回大会が開催された。以来、大会名称を変えながら各国持ち回りで開催されており、2009年から「ATPワールドツアー・ファイナル」の名称で実施されている。シングルスは年間レース・ランキングの上位8名、ダブルスは同上位8組にのみ出場資格が与えられる。出場者は二つのグループに振り分けられてラウンドロビンと呼ばれる3セットマッチの総当り戦を行い、各グループの成績上位2名(2組)、計4名(4組)が準決勝へと進出。準決勝の勝者同士で3セットマッチまたは5セットマッチの決勝を戦い、優勝者には破格の賞金が与えられる。14年時点の最多優勝者はスイスロジャー・フェデラー(6回)。日本人では、錦織圭が14年に初めて出場を果たした。

(2014-11-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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