BIBFRAME(読み)びぶふれーむ(その他表記)BIBFRAME

図書館情報学用語辞典 第5版 「BIBFRAME」の解説

BIBFRAME

リンクトデータに基づいたウェブ環境で,書誌レコードを記録し効率的に流通・交換するための,MARCフォーマットに代わる新たな枠組み.RDAが新たな目録規則として策定され,RDAで作成された書誌レコードを適切に記録する新たな器が必要となったことを受けて,米国議会図書館が中心となり開発が進められている.MARC21に代わるものを目指して2011年に開発が始まり,2014年に1.0版,2016年に2.0版が公開されたが,開発の進捗は遅く2019年も試行段階にある.BIBFRAME2.0は,著作(work),インスタンス(instance),アイテム(item)という3つのコアクラスで構成される独自のデータモデルを定義している.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android