RDA(読み)あーるでぃーえい(英語表記)Resource Description and Access

図書館情報学用語辞典 第5版 「RDA」の解説

RDA

英米目録規則第2版』(AACR2)の後継となる目録規則.英語のみならずドイツ語,フランス語,中国語などに訳され,また国際的に多くの図書館が採用するなど,現在の事実上の国際標準となっている.日本の標準規則である『日本目録規則2018年版』も,RDAとの互換性に配慮している.情報資源の多種多様化と情報環境の変化への対応を目指して2010年に策定され,RDA役員会及びRDA運営委員会によって維持管理されている.個々の条項ではAACR2との継続性や互換性に留意しつつも,国際目録原則覚書FRBR等の概念モデル基盤とした構成をとるなど,全体構成はAACR2と大きく異なっている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android