cfm(読み)シーエフエム(その他表記)cfm

ASCII.jpデジタル用語辞典 「cfm」の解説

CFM

Code Fragment Managerの略。PowerPC登場以降Mac OSに取り入れられた新しいランタイム構造を実現するルーチン群。データフォークに格納されたプログラム実行単位(フラグメント)をメモリーに読み込み、実行にあたっての準備を行なう。内部的にはPowerPCコードと68Kコードのそれぞれに対するコンポーネントが用意されているが、同一のAPIで呼び出せるようになっている。68K MacintoshでCFMを使用するには、CFM-68K Runtime Enablerという機能拡張が必要。CFM-68K Runtime Enablerの最初のバージョンには重大な不具合があり、共有ライブラリーを利用するプログラム(OpenDocなど)を68K Macintoshで使用することがしばらくの間できなかった。この不具合は1997年春に発表されたCFM-68Kバージョン4.0で解決した。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android