第24回国連気候変動枠組条約締約国会議(The 24th Conference of the Parties to the Nations Framework Convention on Climate Change)の略称。ポーランドのカトビツェで2018年12月2日から15日(現地時間)まで開催された。190以上の国と地域が参加し、20年以降の地球温暖化対策についての国際的な枠組み「パリ協定」の実施に向けたルールが採択された。一部の項目については合意が先送りされたが、先進国と途上国が共通の厳しい基準の下で温室効果ガスの排出削減に取り組むことを決定した。しかし、温室効果ガス排出量世界第2位で、同協定からの離脱を表明している米国がその方針を変えていないことから、実効性の確保が課題となっている。