世界大百科事典(旧版)内のcystの言及
【発疹】より
…伝染性膿痂疹いわゆる飛火にみられる膿疱は細菌感染によるもので,膿から原因菌が培養できるが,ベーチェット病にみられる多発する膿疱や掌蹠(しようしよ)膿疱症の手掌,足底に多発する膿疱は無菌性膿疱で,膿を培養しても細菌は出ない。(6)囊腫cyst 真皮内にある〈ふくろ〉で,表皮と同じ細胞構造をもつ壁を有するものと,これを欠き結合組織にとり囲まれただけのものとがある。内容物は液体,角質細胞,脂肪などである。…
※「cyst」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」