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間脳腫瘍 かんのうしゅよう

世界大百科事典 第2版の解説

かんのうしゅよう【間脳腫瘍】

脳腫瘍の一種で,間脳と間脳が囲む第三脳室を侵す腫瘍を総称していう。おもな腫瘍には,頭蓋咽頭腫,脳室上衣腫ependymoma,上衣囊胞colloid cyst,松果体部腫瘍である未分化胚細胞腫や奇形腫teratomaなどがある。未分化胚細胞腫は視床下部の正中部にもよく発生し,これはトルコ鞍上部未分化胚細胞腫suprasellar germinomaとよばれる。間脳腫瘍では共通して,頭痛や頭蓋内圧亢進症状(意識障害や視力障害など)がみられ,頭蓋咽頭腫やトルコ鞍上部未分化細胞腫など視床下部を侵す腫瘍の場合は,肥満,脳下垂体前葉機能低下症,尿崩症,多飲,体温調節障害などの症状がみられる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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