世界大百科事典(旧版)内のDryasの言及
【リュクルゴス】より
…ギリシア伝説で,トラキア地方のエドネス族の王。酒神ディオニュソスの崇拝に反対し,その信徒を迫害したため,酒神によって気を狂わせられ,ブドウの木の枝を切っているつもりで息子のドリュアスDryasを切り殺した。その後正気に戻ったが,飢饉のおり,酒神が領民に,王を殺せば作物は実るであろうと告げたので,彼はパンガイオス山中に連行され,馬に殺されたという。…
※「Dryas」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」