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EC税制改正問題(読み)イーシーぜいせいかいせいもんだい(その他表記)revision of tax system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「EC税制改正問題」の意味・わかりやすい解説

EC税制改正問題
イーシーぜいせいかいせいもんだい
revision of tax system

EC各国では,利子源泉課税の税率居住者で0~35%,非居住者で0~51% (1989年現在) と大きく異なっているため,資本移動自由化が実現すると,税率の低い国へ大きく資金が移動することになる。そのため EC委員会は最低 15%の一律税率案を立案し,これを受けてドイツは 1989年1月に 10%の利子源泉課税を導入した。しかし 88年の長期資本収支が 849億マルクと過去最大の赤字となったことから,同年7月には廃止した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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