最新 地学事典 「Fo-Fc合成」の解説
エフオーマイナスエフシーごうせい
Fo-Fc合成
Fo-Fc synthesis
Fo-Fcを係数としたフーリエ合成。誤差合成,D合成とも。Foの位相は測定できないのでFcの位相と同一と仮定して計算する。原子座標の精密化,結晶構造中の一部の原子だけの電子密度分布を求める目的に用いられる。座標精密化の場合,原子を移動させるべき距離Δrは近似的に(∂D/∂r)/2pρ0で与えられる。∂D/∂rはFo-Fc図のその原子位置における勾配,ρ0は原子中心における電子密度,pは原子により決まる定数。rは最も勾配の急な方向にとる。
執筆者:丸茂文幸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

