Fは地震記象上で地震動が終了したと思われる時刻,Pは地震動の始まりの時刻。したがってF-Pは,地震記象上での地震動継続時間を意味する。表面波がまだ卓越しないような近い地震に関するかぎり,同じ震央距離ΔではこのF-Pは地震の大きさMに左右される。そこで,ある観測点で,実験的にこのF-PとΔとMとの間の関係式を決めておけば,あるΔで起こった地震のMをF-Pから決めることができる。東大地震研究所の和歌山微小地震観測所で求めた式は,M=-2.53+2.85log(F-P)+0.0014Δ(Δ<1,000km)である。参考文献:津村建四郎(1967) 地震,Ⅱ,20巻:30
執筆者:三東 哲夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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