世界大百科事典(旧版)内のghaṣbaの言及
【ネイ】より
…またイランの古典音楽では,この一般的な奏法に加えて,歌口をすっぽりと口中に入れて,上唇と上の前歯の間で歌口の一端を支え,舌と前歯の間隙から呼気を吹きつける独特な奏法が用いられる。 なおアラビア語ではこの笛をカサバqaṣaba,ガスバghaṣba,またはクッサーバquṣṣābaとも呼ぶが,これらの名称もアラビア語で〈アシ〉を意味する。また民俗音楽に用いられる短いネイをアラビア語でシャッバーバshabbābaと呼ぶことがある。…
※「ghaṣba」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」