世界大百科事典(旧版)内のGnathostomataの言及
【脊椎動物】より
… 最古の脊椎動物はあごのない無顎綱Agnathaのバーケニア目(欠甲類)Birkeniiformes(=Anaspida)で,オルドビス紀後期からデボン紀まで栄えた。残りのものはすべてあごと対鰭(または四肢)を獲得した顎口類Gnathostomataに属し,オルドビス紀中期に無顎類から分かれたと推定されている。この類で最古のものはシルル紀後期に現れ二畳紀まで栄えた板皮類(綱)Placodermiで,これから最初に分かれた(オルドビス紀後期)のが軟骨魚類Chondrichthyesと推定されているが,これの化石は,やはり板皮綱から分かれデボン紀前期に現れた硬骨魚類Osteichthyesよりも後のデボン紀中期にならないと姿を見せない。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」