世界大百科事典(旧版)内のhouseの言及
【家】より
… 以上のような伝統は,概して保守的な農村社会やとりわけ両班の生活に濃厚なものであったが,急速な都市化・産業化が進むにつれて今日では大きく変貌しつつあり,〈世帯〉の独立性は強まる傾向にある。【伊藤 亜人】
【ヨーロッパ】
日本語の〈いえ〉にもっとも近い内容をもつヨーロッパの言葉は,英語とドイツ語のハウスhouse∥Haus,イタリア語のカーザcasaとスペイン語のカサcasa,フランス語のメゾンmaison,ロシア語のドボルdvorなどである。英語とドイツ語のハウスは,ともに古語のフスhusに由来し,建物としての家と並んで,この家屋に暮らす人々の集団という,二つの意味を兼ね備えていた。…
※「house」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」