INF削減交渉

共同通信ニュース用語解説 「INF削減交渉」の解説

INF削減交渉

中距離核戦力(INF)削減交渉 冷戦期に米ソ間で行われた軍縮交渉。1970~80年代、ソ連が西欧全域とアジア諸国を射程内に収める中距離核ミサイル「SS20」を配備し、米ソの緊張が高まったのがきっかけだった。87年12月、ゴルバチョフ・ソ連共産党書記長とレーガン米大統領が地上配備の中・短距離核ミサイル(射程500~5500キロ)を廃棄する条約に調印した。特定分野の核戦力を全廃する史上初の条約で、91年までに両国計2692基を廃棄。冷戦終結を後押しした。トランプ米大統領は2018年10月、ロシアの違反を理由に条約破棄方針を表明した。

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