j-j結合(読み)ジェージェーケツゴウ

化学辞典 第2版 「j-j結合」の解説

j-j結合
ジェージェーケツゴウ
j-j coupling

多電子原子において,電子の軌道角運動量liスピン角運動量 si の間のスピン-軌道相互作用が,li どうしおよび si どうしの各相互作用に比べて十分大きい場合には,ラッセル-ソーンダーズ結合におけるような全軌道角運動量Lと全スピン角運動量Sによる状態の指定は有効でなくなる.かわりに,1電子の全角運動量

jilisi
に対応する内量子数jよい量子数となり,各電子の ji が弱く結合して全系の全角運動量

J = Σiji
を決めるようになって,Jに対応する内量子数Jおよび ji によってエネルギー準位性質がほぼ表されるようになる.このような場合をj-j結合といい,重い原子または高い励起状態で近似的に実現される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む