世界大百科事典(旧版)内のJuncuseffususvar.decipiensの言及
【イグサ(藺草)】より
…イとも呼び,茎を畳表や花むしろの材料とするために栽培もするイグサ科の多年草(イラスト)。茎の髄を灯心として利用したところからトウシンソウの名もある。
[形状]
1株に多数の細い茎が立つ。茎は円柱形で直径2~3mm,高さは50~150cm。葉は退化して短い鞘(さや)状となり,茎の基部に数枚互生する。生長するにつれて分げつを出してふえる。初夏に茎の先端から下15~30cmのところに小さい花穂をつけ,多数の緑褐色の小花が咲く。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」