KREEP玄武岩(読み)クリープげんぶがん

最新 地学事典 「KREEP玄武岩」の解説

クリープげんぶがん
KREEP玄武岩

KREEP basalt

月にふつうにみられる玄武岩に比べて,K・REE(希土類元素)・Pに異常に富む月の玄武岩。月誕生直後のマグマオーシャンでは,深さ数十kmに上記元素が濃集する最終残液の固結層ができたと推定される。この層はU・Thなどの放射性元素に富み,最初に部分溶融が始まった。これが月面に達したものがクリープ玄武岩。一部は巨大衝突によって月の表面にもたらされたものらしい。月のフラマウロ丘陵やアルキメデス周辺に多くみられ,噴出年代は40億~38億年前。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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