世界大百科事典(旧版)内のMäuleの言及
【リグニン】より
…I,II,III型を主構成成分とするものに,イネ科,タケ科の植物がある。モイレMäule反応などの呈色反応を用いて,リグニンの存在や組成の違いなどを知ることができ,これにより一部の例外を除けば,被子植物と裸子植物を区別することも可能である。木材に生育したり,植物に寄生する菌類の中には,ウスバタケなどのようにリグニンを分解する酵素をもち,リグニンを栄養源として生育できる菌(リグニン分解細菌)も知られている。…
※「Mäule」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」