日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
Microsoftアカウント
まいくろそふとあかうんと
マイクロソフト社が提供する、各種サービス間で共通利用が可能となる個人認証システム。同等なサービスは「マイクロソフト・パスポート・ネットワーク」(1997~)から始まり、「Windows Live ID(ウィンドウズライブアイディー)」(2005~)を経て、2012年より現名称となった。
アカウント名(ユーザー名)には日頃使っているメールアドレスを使用できる。提供されるサービスは、「スカイプSkype」(無料のインターネット通話サービス)や「ワンドライブOneDrive」(15ギガバイトまで無料の画像や動画のストレージサービス)、アプリのダウンロード、マイクロソフト・ストアでのオンラインショッピングなど。また、Windows 8.1以降の環境で登録すると「ワンドライブ」などのストレージサービスやウェブメールサービス(Outlook.com)へ自動ログインしたうえで利用できる。ただし、アカウントの登録は無料であるが、連続して2年以上サインインがない場合はサーバーから削除される。
[編集部]