デジタル大辞泉 「N末端」の意味・読み・例文・類語 エヌ‐まったん【N末端】 たんぱく質やポリペプチドで、アミノ基-NH2がカルボキシル基-COOHと結合せずに残っている側の末端。N終末端。アミノ末端。アミン末端。→C末端[補説]たんぱく質やポリペプチドは、多数のアミノ酸がペプチド結合によって直鎖状につながったもので、ペプチド結合は一つのアミノ酸のカルボキシル基と次のアミノ酸のアミノ基が脱水縮合することによって起こる。そのため、ポリペプチド鎖の最初のアミノ酸は他のどの構成アミノ酸のカルボキシル基とも結合しない状態で残っている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例