世界大百科事典(旧版)内のnakṣatraの言及
【占星術】より
…この時期にメソポタミア地方の前兆占となんらかの交渉があったのではないかと推測されている。インド固有の天文占の要素としては27または28の星宿(ナクシャトラnakṣatra)があげられる。この時期の占星術をよく伝えているのが,後1世紀ころの仏教文献に属する《シャールドゥーラカルナ・アバダーナŚārdula‐karṇa‐avadāna》(漢訳《摩登伽経》)であり,太陽・月と星宿との関係が占いの基本になっている。…
※「nakṣatra」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」