…光学活性物質の旋光度は,測定する光線の波長によって変化する。この現象を旋光分散(ORDと略称)または回転分散rotatory dispersion(RDと略称)といい,縦軸に比旋光度[α]または分子旋光度[M]を波長に対してプロットした曲線として表すことができる。比旋光度と入射光の波長λの関係は,光の吸収が無視できる領域では,多くの場合ドルーデの単項式[α]=A/(λ2-λ02),あるいはこのような曲線の重ね合せであるドルーデの多項式で近似される。…
※「ORD」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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