P3C対潜哨戒機(読み)ピーさんシーたいせんしょうかいき

百科事典マイペディア 「P3C対潜哨戒機」の意味・わかりやすい解説

P3C対潜哨戒機【ピーさんシーたいせんしょうかいき】

米海軍の大型対潜哨戒機。愛称はオライオンOrion。ロッキード社(現,ロッキード・マーチン)の民間旅客機エレクトラを原型として開発された。ソナー,ソノブイなどの対潜探知機のほか,磁気探知装置(MAD)を装備し,これらの情報をコンピューターで処理する。また攻撃用の機雷,魚雷や対艦ミサイル・ハープーン(AGM-84A)を搭載。巡航速度608km/時,哨戒速度380km/時,作戦行動半径2500km,乗員10名。最新モデルは1984年から米海軍に配備され,現在227機を保有。日本では1981年に米国からの導入が決定され,海上自衛隊が保有。防衛計画大綱のもとで100機体制をとっていたが,1995年の〈新大綱〉で80機体制への移行を決定。なお,日本でのP3Cは国産の空対艦ミサイルASM-1C(91式対艦誘導弾)を搭載している。

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