法則の辞典 「pHスケール」の解説 pHスケール【pH scale】 水素イオン濃度指数で,「ピーエイチ」のはずだがJISでは「ピーエッチ」と読むことに定められている.どのぐらい普及しているかは不明.現場ではドイツ読みの「ペーハー」のほうが普通である.もともとは水溶液中の無機酸の分析濃度の負の常用対数として,デンマークのセーレンセンによって定義された値であるが,現在では水素イオンの熱力学的濃度(活量濃度)の負の常用対数として定義されている.水の常温におけるイオン積が10-14 なので,中性条件のpHは7となる.セーレンセンのpH値*参照. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報