QAM(読み)カム(その他表記)QAM

デジタル大辞泉 「QAM」の意味・読み・例文・類語

カム【QAM】[quadrature amplitude modulation]

quadrature amplitude modulation位相が直交する二つの波を合成して搬送波とし、振幅を変化させてビット値を割り当てる変調方式。デジタルデータ通信では16QAM64QAM256QAMなどがある。情報密度が高まることで、より高速で効率的なデータ通信が可能となるが、雑音耐性は低くなる。クアム。直交振幅変調直角位相振幅変調

クアム【QAM】[quadrature amplitude modulation]

quadrature amplitude modulation》⇒カム(QAM)

キュー‐エー‐エム【QAM】[quadrature amplitude modulation]

quadrature amplitude modulation》⇒直交振幅変調

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のQAMの言及

【振幅変調】より

…これ以外のASKはあまり用いられないが,ASKとPSKを組み合わせたAPK(amplitude phase keyingの略)は広く用いられている。APKの一部をQAM(quadrature amplitude modulationの略)ともいう。搬送波がパルス列の場合の振幅変調は,パルス振幅変調pulse amplitude modulation(PAM)という。…

※「QAM」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android