20世紀西洋人名事典 「R.パンペリー」の解説
R. パンペリー
Raphael Pumpelly
1837.9.8 - 1923.8.10
米国の地質学者。
元・ハーバード大学教授,元・ミズーリ地質調査所所長。
ニューヨーク州オエーゴ生まれ。
フライブルク鉱山学校で学ぶ。その後1862年徳川幕府の招きで来日し北海道の地質調査を行い、採掘法、溶掘法を教えた。1863年中国政府の招きで中国各地の地質、炭田調査に従事。帰途モンゴル、シベリアの調査を経てペテルブルグに至る。帰国後ハーバード大学採鉱教授、ミズーリ地質調査所所長となる。主な著書「Explorations in Central Asia」(1905年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報