改訂新版 世界大百科事典 「RCD」の意味・わかりやすい解説 RCD (アールシーディー) 中東・南アジアの3国の地域開発協力機構Regional Co-operation for Developmentの略称。1955年に締結された地域軍事ブロックのCENTO(中央条約機構)が東西冷戦緩和にともなって経済協力関係を発展させようと,65年RCDを結成した。イラン,パキスタン,トルコの3国が加盟し,本部はテヘランに置かれる。地域的基礎での通信・技術・教育・保健の各面の共同計画をすすめる目的をもっている。3国外相が会議を構成する。執筆者:加賀谷 寛 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報