SDRAM(読み)エスディーラム

IT用語がわかる辞典 「SDRAM」の解説

エスディーラム【SDRAM】

コンピューターメインメモリーに用いられるRAM一種バスクロックに同期して動作するようDRAMを改良したもの。2002年頃からSDRAMに代わり、転送速度を高速化したDDR SDRAMが普及した。◇「synchronous dynamic random access memory」の頭文字から。「シンクロナスDRAM」「同期DRAM」ともいう。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「SDRAM」の解説

SDRAM

同期型のDRAMのこと。システムクロックメモリー外部バスが同期しながら動作するので、データ転送が効率よく行われる。インテルCPU、Pentium IIIと同時に登場したクロック周波数133MHzのPC133 SDRAMが広く使われたが、現在は、より高速なDDR2 SDRAM(Double Data Rate 2 SDRAM)、DDR3 SDRAM(Double Data Rate 3 SDRAM)が普及している。{| border="1"!規格!データ転送速度MB/秒)|-|SDRAM|533?1,066|-|DDR SDRAM|1,600?4,200|-|DDR2 SDRAM|3,200?9,600|-|DDR3 SDRAM|6,400?17,060|}

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世界大百科事典(旧版)内のSDRAMの言及

【記憶装置】より

…反対語は逐次アクセス記憶である。ただし,半導体メモリーのなかでも,主記憶装置によく使われているSDRAM(DRAMの一種)のように,アドレスを順にアクセスするほうが高速にデータ転送できるものが多い。また,単にRAM(ラム)というときは,本来のランダムアクセスという意味ではなく,ROMの反対語としての書込み可能な半導体メモリーを指すことが多い。…

※「SDRAM」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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