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… 70‐76年に政権を担当したエチェベリア大統領は,このようなメキシコ高度経済成長期のひずみの深化と世界的な石油危機という二重の難題を抱えながら,国際政治の舞台でリーダーシップを発揮した。1974年末エチェベリア提唱の〈国家間の経済権利義務憲章〉が国連で採択され,翌75年にはラテン・アメリカ経済機構(SELA)の設立にメキシコは指導的役割を果たした。1970年代後半には次々に発見される膨大な石油資源を基礎にした石油開発戦略と自主外交が顕著となった。…
…アラビア語の現在名はワーディー・ムーサーWādī Mūsā。旧約聖書ではセラSelaと呼ばれた。ナバテア王国の首都であり,106年,王国のローマ併合以後は一時属州アラビア州の州都であった。…
…発展途上国は,グローバルな場では非同盟諸国会議,77ヵ国グループなどの組織をつくっている。また,地域的レベルでは東南アジア諸国連合(ASEAN),ACP(ECとのロメ協定によるアフリカ,カリブ海,太平洋諸国のグループ),SELA(1975年10月のパナマ協定によって中南米25ヵ国で創設されたラテン・アメリカ経済機構),アラブ連盟などの地域連合を形成している。このほか,OPEC(石油輸出国機構),CIPEC(銅輸出国政府間評議会),東南アジア木材輸出国協議会,イスラム諸国会議など経済的,あるいは政治的,文化的な途上国間の組織も存在する。…
※「SELA」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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