siRNA(読み)エスアイアールエヌエー(英語表記)small interfering RNA

デジタル大辞泉 「siRNA」の意味・読み・例文・類語

エス‐アイ‐アールエヌエー【siRNA】[small interfering RNA]

small interfering RNA》⇒低分子干渉RNA

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「siRNA」の解説

siRNA

特殊な二本鎖構造をした短いRNAが、特定のRNAの機能抑制することが知られている。これをRNA干渉という。RNA干渉を起こす短い二本鎖RNAをsiRNAといい、これを用いていろいろな遺伝子の機能を解析したり、病気治療に応用することができる。対象となる病気としてはウイルス感染症がん神経疾患などである。ウイルス感染症には、HIV感染症(エイズ)、B型肝炎C型肝炎などがある。

(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

化学辞典 第2版 「siRNA」の解説

siRNA
エスアイアールエヌエー

small interfering RNAの略称.[別用語参照]RNAi

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android