細胞内の二本鎖RNAを分解する系.細胞にはRNAウイルスなどに対する防御システムとして二本鎖RNAを検出し,それを約23 bp のフラグメントに切断して不活化する系(リボヌクレアーゼRNaseやRNAヘリカーゼ(helicase)の複合体)が備わっている.この複合体は,切断したフラグメントを結合したままRNA依存性RNAポリメラーゼなどの助けを借りて増幅されることもある.切断フラグメント(約23 bp)を結合した複合体は,そのフラグメントに相補的な配列を有する一本鎖RNAの切断活性ももつようになる.この性質を利用して,実験的に特定のmRNAの発現を抑える試みが盛んになされている.すなわち,目的とするmRNAと同じ配列をもつ二本鎖RNA(約23 bp)を合成し,細胞に入れることによりmRNAを切断し,そのはたらきを抑えることができる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新