世界大百科事典(旧版)内の《Siyāsatnāma》の言及
【ニザーム・アルムルク】より
…主要な都市にニザーミーヤ学院を開設してスンナ派イデオロギーの擁護とウラマーの育成に努めたのもその一つである。彼の著した《政治の書Siyāsat nāma》は,君主に対して統治理念を説いたもので,ペルシア語散文学の傑作であり,歴史史料としても貴重である。1092年バグダードへの旅行途上でイスマーイール派と思われるダイラム人によって暗殺されたが,その一族はその後,半世紀にわたってワジールなどの要職についた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」