SM3ブロック2A

共同通信ニュース用語解説 「SM3ブロック2A」の解説

SM3ブロック2A

弾道ミサイル迎撃を目的に日米両国が共同開発した改良型迎撃ミサイル。弾頭を覆う先端部分などに日本の技術が利用されている。海上自衛隊が使用するSM3を改造したもので、防護範囲が広がり命中精度が高まる。短距離から中距離のミサイル迎撃を想定して開発された。ただ大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃や、通常より高い高度に打ち上げて迎撃を困難にする「ロフテッド軌道」の弾道ミサイルへの対応も期待されており、中ロは警戒している。

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